No.4 歯みがき剤の表示の見方 ~表示成分のルールについて~

オーラパールの歯磨き粉

商品の情報として重要な役割を果たすのが、商品の箱あるいは、チューブに書いてある説明文や成分名、注意事項などの表示です。これらの中で、商品のことを理解するヒントとなる「表示成分のルール」について説明したいと思います。
歯みがき剤はメーカーにとって都合の良い書き方をされないよう、薬機法(旧薬事法)などの法律や歯みがき剤の業界団体(日本歯磨工業会)が定めたルールに従って、成分表示をしています。

ルールは
① まず配合目的 <有効成分>、<基剤>、<安定剤>などのカテゴリー毎に成分をまとめる。
② つぎに配合目的毎に成分の総量を比べ、配合目的名を多い順に表示する。
③ さらに配合目的のカテゴリーの中で、量の多い順に成分名を表示する。
というものです。

オーラパールの箱に書かれている成分を見てみましょう。
「○溶剤:水 ○有効成分・・・」と<水>の次に<有効成分>が記載されています。つまり、<水>の次に量が多いのが、<有効成分>なのです。<有効成分>とは薬効(生理活性)がある成分のことで、オーラパールは、口内環境をトータルケアするために9つもの有効成分を豊富に配合していることがお分かり頂けるかと思います。