美肌・健康とコラーゲン
5コラーゲンは鉄骨!?
骨はカルシウムでできていると考えている人が多いと思いますが、決してそういうわけではありません。構成比からみると、65%がカルシウム、リンなどの無機質で、10%が水分、残りの25%が有機質。有機質の約90%はコラーゲンです。
確かに骨はカルシウムの塊のようですが、実は、コラーゲン繊維にカルシウムが付着したものです。しっかり立てられたコラーゲンの鉄骨に、すきまを埋める形でカルシウムのコンクリートが付着して、初めて丈夫な骨になります。
骨のためにもコラーゲン摂取は大事

ところが、加齢などで新鮮なコラーゲンが減少し、コラーゲン繊維が弾力を失って硬くなると、コラーゲン繊維の密度が粗く、カルシウムやリンなどの無機質との結合性が悪くなり、スカスカの骨になってしまいます。これがよくいわれる骨粗鬆症です。
コラーゲンはこのように、 カルシウムやリンをしっかり骨の中につなぎとめておく働きをするわけですから、いつまでも丈夫な骨でいるためには、カルシウムの摂取を日頃から心がけることはもちろん、コラーゲンの補給も大切なのです。
また、丈夫な骨をつくるためには、コラーゲンをつくり出す力が活発な若い頃に意識してカルシウムを補給することが重要です。その際、カルシウムの吸収を助けるマグネシウムやビタミンD、Kなどと一緒にとるとより効果的。コラーゲンをつくり出す力が落ちてくる30代以降は、カルシウム補給とコラーゲンの合成力アップの両方が必要になってきます。